目黒区議会では3/8(水)から予算特別委員会が開会され、来年度予算案について議論していきます。来年度の一般会計予算は1,197億5,132万円と、令和4年度の1,152億4,795万円を上回り、2年連続で過去最多を更新。国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険の3つの特別会計を合わせると1,776億2,786万円という規模。16(木)までの平日7日間で、この中身について議論していきます。
非常に多岐にわたるので全てを紹介することは到底できませんが、4月以降の私たちの生活に影響のある政策のうち、いくつかをご紹介します。
・祐天寺駅周辺地区の整備 3,339万円
駅前広場や高架下道路の実施設計や社会実験、街づくり活動支援に使われます。工事はR7年度以降の見込み。
・学芸大学周辺地区の整備 9,169万円
保育所周辺等の安全対策、駅周辺の自転車対策検討、街づくり活動支援等を行います。
・プレミアム付クーポン券
毎年行っておりおなじみかもしれませんが、今年はデジタルのみ。昨年は併用していた紙の方が人気だったので、デジタルの利用者や、利用可能な店舗の開拓にも一層の努力が要りそうです。
・ICTを活用した教育活用推進 2,897万円
デジタルドリル・AIドリルを導入します(業務改善モデル校の田道小・中央中は導入済み)。
・病後児保育・一時保育の予約システムICT化 123万円
空き状況の確認や、予約・キャンセルをICT化し、利用者にとって便利になります。
・製品プラスチックの資源回収を開始 7,681万円
プラスチック製容器包装に加え、7月から新たに製品プラスチックを新たに資源として回収し、リサイクルします。
・新たな区民センター整備と周辺街づくり 8,879万円
令和6年度の事業者公募に向けた支援や、周辺地域の街づくりへの支援。
・地方公共団体情報システム標準化 4億3,017万円
国からは令和7年度末までに、各自治体の情報システムの標準化を進めようとしています。