文教・子ども委員会視察初日

10/23(水)~25(金) 文教・子ども委員会視察、初日は奈良市(奈良県)。 国では文科省と厚労省で所管が分かれている幼稚園と保育園、奈良市では縦割り行政にならずに「子ども未来部」が一括して業務を執り行っている。保育士(奈良市では「保育者」)へのサポートと幼小連携について学んだ。多忙の中でご説明頂いた奈良市の皆さまに感謝!

さて、保育士の人数と質の確保に苦慮しているのは奈良市でも変わりはない。副園長先生を新任者へのアドバイザーとして、近隣の幼稚園、保育園、こども園同士でも連携しながら研修や協力をする体制を作っている。
また幼小連携は幼児教育と小学校とのギャップを埋めるための事業で、園児が小学生と交流し、また先生同士も接する機会を設ける事業。

福祉事業の側面を持つ保育園(本来は市長部局)と教育の分野である幼稚園(本来は市長から独立した、教育長部局)を一本化することで幼児教育の施策がダイナミックに変えられることに、行政の面白さを垣間見た。
ただ本日の資料で最も目を奪われたのは、乳児や幼児の成長段階に合わせてどのような遊びでどう育てるかを詳細に記した冊子だった。現場の作業に追われる現場でどこまで実施しているかは見えなかったが、おおいに参考にしたい。

そして余談だが、奈良市議会には電動車椅子を利用するかたがいるとのこと。議席までの段差を無くしてスロープで動けるようにし、彼は登壇せずに済むよう、申し合わせ事項も改正したらしい。

また視察に先立ち、平城京にも立ち寄った。朱雀門も往時の街の大きさも、1,300年も前とは思えない規模。門の再建に当たってはこの太さの柱は希少で、日本中の樹齢250年程度の木材を買い尽くしたという。梁の木組み(併設の博物館にて)も非常に複雑で、技術力にも驚かされた。

ただし奈良県が建てた観光施設も含めて来客がちょっと少なく、観光の起爆剤になったかどうかは疑問が残る。いくつものきれいな建物、刈り込まれた芝生、そして数時間置きにミスト(ドライアイス?)が目を引く仕掛けの遣唐使船モニュメント。
当時の建築技術や生活についても勉強になるので、奈良にお越しの際はどうか平城京跡地へもお立ち寄りを!