区の事業の見直し、木材の利活用

本会議で自由に質問できる機会、こう使いました

2/20(月)、目黒区議会の本会議で一般質問に登壇しました。区政に関して自由に質問ができる1年に1~2回の機会、今回に尋ねたのは 既存事業の優先順位の見直しと、木材の利活用についての大きく2点でした。

既存事業の優先順位の見直しについては、行政用語では「ビルド・アンド・スクラップ」とも言われています。限られた予算や人件費の中では、新たに行うべき事業があれば当然ながら何かを止めていかなければ立ち行かなくなります。私の前職である小売業と違って売上や利益といった指標が目的ではない行政ではそのハードルが高い印象。目黒区の予算は膨張傾向が続く中、コロナ禍で思い切ってやめたこともいくつかありますが、時代の変化に対応するにはこうした取組みも必要です。

 

また木材の利活用については、鉄やプラスチックなどと比べて二酸化炭素排出量が低い素材であることから、以下4点の質問を行いました。

①森林環境贈与税の交付が増える令和6年度以降、財源をどう活用するか。

②多摩産材はカーボンフットプリントの視点でも環境負荷が低い。都や近隣区のように、活用を検討できないか。

③木材はメンテナンスにより長寿命化や雇用創出を図れる。どう対応するか。

④木材の利用促進に関する自治体の取り組みに対し、事業者や区民は協力する努力義務がある。どう周知するか。

いずれも前向きな答弁を引き出すことができ、ホッとひと息。答弁の内容は目黒区議会中継で質疑の様子をご視聴頂けるほか、目黒区議会議事録(※2/24現在、未掲載)や4月14日(金)発行の「区議会だより」でもお読みいただけます。

登壇の様子は役所庁舎内のTVでも放映。

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