新たな目黒区民センターの基本計画(素案の案)

少しずつ建替えの計画策定が進む目黒区民センター。社会教育館、勤労福祉会館、ホール棟、体育館棟、図書館・児童館棟によって構成されていますが、隣接する美術館や下目黒小学校とも一体的に整備されるほか、中目黒スクエアにある一部の機能も統合されます。

概要版も示されていますが、作成された「素案の案」を細かく読むと以下の点が印象的でした。

・劇場は新たに建てられないことから、現在のホールは多目的空間として展示会や大規模会議など、多用途に使えるようになる。

・美術館機能として整備する専用空間が1,200㎡として想定される(現在の建物の延床面積は4059.12㎡)。

・プールについての記載は屋内のみ。

・体育館機能についての記載に「新たな屋内スポーツのニーズ」として「フットサル」、トレーニングスタジオに関しては「eスポーツ実施に対応する設備」についての記載がある。

・「一時的に滞留できるスペース」という文言があり、災害時に目黒駅付近で多く発生する可能性がある帰宅困難者への対応も念頭に入れている様子。

今年の5月以降に「素案」が作成され、R6年度以降に事業者公募・選定というスケジュールになります。なお、先月に示された「素案の案」へのパブリックコメントは2/6(月)まで。地域活動や災害対策、周辺のまちづくりといった様々な視点で作成されていますが、「こんなスポーツにも目を向けて欲しい」「建替えにあたってこんな不安や心配がある」など、ぜひ皆さんの多彩なご意見をお寄せください。

詳細は区内の各施設に資料が配架されているほか、以下のURLでもご覧頂けます。

https://www.city.meguro.tokyo.jp/smph/gyosei/keikaku/keikaku/shisetsu_minaoshi/kumincenter-kihonkeikaku_soanan.html

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