9/10(金)、13(月)は2日間にわたって行われた都市環境委員会では、下目黒1丁目地区(目黒駅近くの行人坂あたり)の街づくりなど10点の報告がありました。
学芸大学や祐天寺のエリアからは少し離れていますが、下目黒1丁目地区は旧耐震基準で建設された建物が多く老朽化も進んでいる点、古くからの歴史や文化がある点も祐天寺エリアと似ています。詳細は目黒区のホームページ「下目黒一丁目地区街づくりニュース 第6号(令和3年5月)」に記載の通りですが、これから祐天寺の街づくりルールを議論していくにあたって参考になる内容でした。
建替えの際は壁を道路から0.5m後退させて歩行者ス
ペースを確保する代わりに、土地の所有者さんにとってもメリットがあ
るよう、斜線規制や絶対高さ制限を緩和します。さらに壁面後退距離を道路幅員に加えて容積率の最高限度を算出する(300%まで)とのこと。
下目黒1丁目は道路の幅や斜線制限(日影規制など)などにより、容積率を規制の上限(300%)まで使えない土地も多くありますが、これにより今までより延べ床面の広い建物を建てられる土地が多くなるそうです。目黒通り沿いの商業地域も含めると全部で15のルールがありますが、区と地域でとても丁寧に話し合った様子がうかがえます。ご興味のある方は、ぜひご確認下さい!