4/14(水)生活福祉委員会、報告事項は目黒区民まつり(いわゆるサンマ祭り)や目黒区民作品展、目黒区国際交流協会(MIFA)の事業計画、コミュニティ・ソーシャルワーカーの配置など7点。
今年度の目黒区民まつりについては、これまで9月開催でしたが、気仙沼のサンマの不漁に伴って開催日程が10/10(日)に後ろ倒しになります。かねてから議会から質問が多く寄せられていた懸案事項がひとつ、解決されました。また25周年の一環として、法被の新調も検討中とのこと。コロナ禍の状況は読めませんが、半年後が楽しみになってきました。
目黒区国際交流協会(MIFA)は区内の外国人支援を行なっている団体で、昨年度にイベントの中止が相次いだことや、昨年9月に国が「地域における多文化共生推進プラン」を改訂したことを念頭に、今年度の計画について報告を受けました。今年度はICTを活用していくとのことで、プッシュ通知型の配信やSNSでの情報拡散が見込めるとのこと(印刷費も大幅減!)。また現在区内に在住する外国人の抱える問題として生活困窮の増加、日本語を学ぶ機会の減少、孤独感・孤立感の3点が挙がりました。目黒区在住者に占める外国人の割合は23区内で低い部類に入りますが、どのように情報を届けるかについてはとても丁寧に考えている印象を受けました。
コミュニティ・ソーシャルワーカーの配置は、ひきこもりや8050問題、ヤングケアラーのように従来の公的支援では対応できない事案への対応です。生活上の課題を抱えていても相談機関や役所に出向くことができない個人や世帯に対して訪問支援も含めた積極的な働きかけ(アウトリーチと言います)を、高齢者・障害者・子ども・生活困窮者といったこれまでの福祉の各分野を超えて課題に対応していく人材となります。普段の生活ではなかなか知る機会の少ない制度かとは思いますが、大切なセーフティネット。委員(議員)側から、数多くの質問が出されました。
1年任期の生活福祉委員、来月の委員会が最後となる見込みです。目黒区議会には4つの常任委員会があり、次がどこになるかはまだ決まっていませんが、この1期のうちに未踏(?)の企画総務委員会、都市環境委員会も経験し、区政全般について幅広く見識を備えた議員になりたいと思っています。引き続き一歩一歩。
