自治体・企業向けセミナー傍聴

デジタル技術が進歩する中で、自治体の仕事はどう変わるのか。自治体や企業向けのセミナーに行ってみました。
話を聞けたのは来年7月に新庁舎完成を予定している深谷市(埼玉県)、リモートワークの推進を図る鎌倉市(神奈川県)。

深谷市の新庁舎には記載台が無く、利用者が部署ごとに名前や住所を何度も書く手間(と行政側の入力作業)をなくし、免許証やマイナンバーカードからの読み取りで手続きができるようにする予定だそうです。夏に帰省する際には、ぜひ見に行ってみたいです。
また庁内の連絡に導入したチャットは、LINEに慣れた若手を皮切りに職員の半数(約500人)が利用しており、業務効率アップで年間1.2億円の削減(試算値)に繋がったとのこと。

鎌倉市では手続きの件数が多い 転入、死亡、転居、転出、出生、結婚、離婚、氏名変更(多い順)の8イベントをスムーズに行えるよう、ホームページで質問に答えると持ち物や手続きの場所がわかるようになっています。オンライン上での書類作成と印刷も、実証実験中。
またリモートワークも進めており、在宅勤務も進めているそうです。

実は23区の多くは様々な面で改革が遅れていることがほとんどですが、その分、先進事例の導入で効果を挙げる余地もあります。
ハコモノと違って成果が目に見えにくい所もありますが、たくさんのかたのお役に立てる機会のひとつになりそうです。一歩一歩!